評判が悪い中国国際航空(エアチャイナ) 北京空港での乗り継ぎは無事できるのか?

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圧倒的な安さで、格安旅行には最適な中国国際航空(エアチャイナ)。
しかし、口コミでの評判はあまり良くないです。
欧米に行く際に北京首都国際空港での乗り継ぎがありますが、この乗り継ぎが鬼門とされています。
そんな評判を知らずに、昨年、スウェーデン旅行でエアチャイナを利用してみました!ちなみにチャイナエアラインという航空会社もありますが、こちらは台湾の航空会社です。
エアチャイナを利用した時の体験をレポートしたいと思います!

安すぎるエアチャイナを予約して後悔?!

2018年、スウェーデン旅行に夫婦で行きました。
アストリッド・リンドグレーンの「長くつ下のピッピ」が大好きな私は、スウェーデンは子どものころからあこがれの場所でした。
ちなみに、このサイトのドメイン「laongstrump」は「長くつ下(スウェーデン語:Långstrump)」からつけました。

リンドグレーンや長くつ下のピッピを巡る旅をしたかったのですが、そういうパッケージツアーはなかったので、個人で手配することにしました。
でも、私たち夫婦は2人とも海外旅行初心者。私が行きたい場所なので、航空券や宿泊先の予約など事前準備はすべてあたしがやったのですが、なかなか大変でした。

楽天トラベルで航空券を取ることにしたのですが、
日本⇔ストックホルムで検索すると、エアチャイナ(中国国際航空)が最安値で出てきました。
2人で往復15万円!安すぎる!しかも乗り継ぎ時間は約2時間なのでちょうどいい!と思い、即、予約しました。
チケット予約した時点では座席指定ができていませんでしたが、あとでエアチャイナに電話して座席を予約しました。
ただ、電話の相手は中国の方で、日本語ですがかなり訛りがあり、聞き取るのが大変でした(;・∀・)
エアチャイナはアジア以外に行く場合、エコノミークラスでも、前~中央の座席だと有料で、21列目以降が無料になってます。
私たちは後方の無料の席を取りました。
エアチャイナの評判なんて全く知らなかったので、安いという理由だけで何も考えずに予約してしまいました。

ところが、後日、ネットで北京首都国際空港での乗り継ぎについて検索したところ、 エアチャイナの口コミは「とにかく遅延が多い」「CAの対応が雑」「機内食がマズイ」 ・・・
北京首都国際空港での乗り継ぎに関する口コミも「乗り継ぎ審査のカウンターが2つしかなくてかなり並ぶ」 「保安検査場に長蛇の列」「乗り継ぎに2時間以上かかる」「乗り継ぎが間に合わなかった」などなど(;’∀’)

口コミを見ているうちにどんどん不安になり、今からキャンセルできないかと調べましたが、払い戻しはできないようなので諦めました。

もう、これは無事にたどり着けることを祈るしかありません。。
海外旅行経験があまりない私にとっては、まず、搭乗までの手続きとか検査とかも不安でした。

今まで、何度か飛行機は乗ったことありますし、 一度、香港から日本まで一人で飛行機に乗ったことはありますが、手続きとかは全部友達にやってもらったし、もう覚えていませんでした。
旦那に「飛行機の乗り方がわからないんだけど・・・乗り方知ってる?」と聞くと、「え?知ってるよ。ただ乗るだけじゃん!」と言われてしまい、心配なので、しっかり調べていきました。

では、まず1番不安だった乗り継ぎが果たして無事にできたのかレポートします!

羽田→アーランダ(北京乗り継え)往路編

往路のフライト時間は以下の通りです。

8:30羽田空港発

11:30北京首都国際空港着

13:50北京首都国際空港発

16:30アーランダ空港着

約2時間前に羽田空港到着。
まずはチェックインをしないといけないので、中国国際航空の搭乗カウンターを探します。見つけた!と思い、自動チェックイン機でチェックインしようとしたところ、スタッフの方がやってきて「どこまで行かれますか?」と聞かれました。
「北京乗り継ぎでストックホルムまで」と答えると、「こちらはチャイナエアラインです」

!!!(;’∀’)

「エアチャイナとチャイナエアラインがあるので間違えないように」とネットに書かれているのをさんざん見ていたのに間違えました・・・

その後、無事にエアチャイナの搭乗カウンター発見!
自動チェックイン機でチェックインしたところ、羽田→北京までのチケットしか出てきません。
英語も中国語もできない私たちが、北京でチケットを発券してもらうなんて絶対無理! と思い、結局、カウンターに並ぶことに。
カウンターで、北京からアーランダまでのチケットを発券してもらい、荷物を預けました。
この後はスムーズに保安検査場を通過し、無事に搭乗できて一安心。
ほぼ定刻通り出発しました。

北京首都国際空港に到着したのは12時。約30分遅れでした。
手続きに時間がかかることを考えると、乗り継ぎ時間にあまり余裕がないので、すぐにでも移動したいところですが、後ろの方の座席を予約してしまったので、なかなか移動できず、焦ります(;´Д`)
沖止めだったので、飛行機の前に止まっていた連絡バスに乗って第3ターミナルビルまで移動します。
この時点で12時15分。
乗り継ぎ時間は残り1時間35分です。
1階から3階までエスカレーターで上がり、「Transfar」の看板に従って早歩きで進みます。左手の「国際線乗り継ぎ用ゲート」に進みます。
日本語でも「24時間以内の国際線乗り継ぎ」の看板があるのでわかりやすいですが、あたしはさっそく中国への入国ゲートの方に並ぼうとして、旦那に「そっちじゃない」と止められました。
ネットでは長蛇の列と書いてあったので不安でしたが、あまり並んでいなくてそんなに時間はかかりませんでした。

ここではパスポートと搭乗券の確認があります。搭乗券を機械にかざすのですが、私は何度やってもダメ。なんで?と思っていると、中国人スタッフに「Old ticket」と言われ、私が羽田から北京までのチケットをかざしていることに気づきました(;・∀・)北京からアーランダまでのチケットをかざしたら無事に通れました。

その後、一つ下の階に降りて、保安検査場に向かいます。こちらも、幸運なことにあまり並んでいませんでした。あまり並んでいない割には時間がかかったので、混雑していたら相当な時間がかかるんでしょうね。
ここで手荷物検査とボディチェックを受けますが、北京首都国際空港の金属探知機はよく引っかかるとネットに書いてありました。私も引っ掛かり、女性スタッフに呼ばれてボディチェックを受けました。私は行きも帰りも引っ掛かりました。みんなピーピーなっていて、かなりの人が引っ掛かってました。しかし、旦那は引っ掛からず。なぜ?

保安検査場を抜け、ようやく出発ロビーに到着です!この時の時間が12時50分。
飛行機が北京にして到着から約50分でここまで来ました。
飛行機出発まではあと1時間あります。

案内板を確認して搭乗ゲートまで移動して、搭乗開始時間まで待ちます。
とりあえず、往路の乗り継ぎは無事にできて一安心です。あまり混んでいなかったというのが本当にラッキーでした。

アーランダ→羽田(北京乗り換え)復路編

行きで1度乗継を体験したので、帰りは少し気持ちに余裕がありました。それでも、やっぱり不安はありましたが。

復路のフライトはこちらです。

18:20アーランダ空港発
9:40北京首都国際空港着
11:55北京首都国際空港発
16:10羽田空港着

乗り継ぎ時間は2時間15分です。ほぼ定刻通りに出発。そして、ほぼ定刻通りに到着しました。
さらに、今回はターミナルビルに直結でした。
でも、まだ油断はできません。乗り継ぎ審査場に足早に向かいます。
往路同様、あまり混んでいません。 スムーズに進みました。
そして、保安検査場もそんなに並んでいませんでした。
ということで無事に出発ロビーまで来ることができました。

乗り継ぎ時間は約40分でした。

今回は往路も復路も何事もなく、スムーズに乗り継ぎすることができました。

エアチャイナの機内食はマズイ?!

エアチャイナの機内食ですが、結論から言うと、私たち夫婦の感想は「まぁまぁおいしかった」です。
これがレストランで出されたらマズイと思うかもしれませんが、普通においしくいただけました。ただ、CAさんの英語の発音がなまっていて、メニューがよく分からなかったです。私が英語ができないから理解できないのかと思いましたが、欧米の方も何度も聞き直していたので、なまっていたのだと思います。

往路・復路でそれぞれ3食ずつ出てきました。

朝食:オムレツ

昼食:私は中華丼、旦那はトマト味のハヤシライスみたいな食事でした。デザートのケーキがおいしかったです。

ビールも頼んでみました。薄めでしたが飲みやすかったです。

夕食:パスタ これは微妙でした。サラダのドレッシングも不思議な味。
帰りはスウェーデンから北京までの機内食はスウェーデン料理でした。
朝食しか撮影しなかったのですが、オムレツ?とソーセージ。
昼食はミートボールでした。

エアチャイナのサービス・対応は?


エアチャイナのCAの対応があまり良くないという口コミがありましたが、私はとても良かったと思います。綺麗な人、カッコいい人が多かったです(´▽`*)
外見はどうでも良いかもしれませんが、笑顔で親切な方が多かったです。
私の前の席の人がモニターの調子が悪かったみたいで、CAさんに直してもらっていたのです。私は特に映画を見たい気分でもなかったので、つけていなかっただけなのですが、CAさんが私のモニターもチェックして「これでOKよ」みたいなことを言ってきました(笑)

私たちは中国人に間違えられて、結構中国語で話しかけられました。「Thank you」と言うと、ようやく気付いてくれるって感じでした。

帰りの北京→羽田の便は日本人のCAさんも2人いて、日本人の方が私たちの対応をしてくださいました。やっぱり日本語だと安心しますね(*´ω`)

エアチャイナの客層は?

唯一の問題がエアチャイナの客層でした。
行きで中国人のツアー客が乗っていたのですが、みんな動き回って大声で話してました。
私の隣に来て窓の外をずっと眺めてたり。私の後ろの人と友達らしく、大声で話したり。
結構大きい子供(7~8歳ぐらい)がずっと泣きわめいてたり。その子をあやすために母親が抱っこして私の隣に来ると、その子が足をバタバタさせて私の頭を直撃(-_-;)これはキツかった。

まぁ、ずっとではないのでなんとか我慢出来ました。あと、食べものを持ち込んでる人が多く、ツアー客同士で分け合って、ずっと食べてました。
飛行機降りる時には、そこら中にミカンの皮が落ちていました。。

まとめ

はじめてのエアチャイナ利用でしたが、私たちは満足でした!機内サービスは良かったので、とにかく安く行きたい人にはおすすめです。
ただ、乗る便にもよりますが、客層は覚悟しておいた方が良いかもしれません。
今回は乗り継ぎに何も問題がなかったので、本当に良かったですが、遅延したり、乗り継ぎがうまくいかなかったりと、何かトラブルがあるリスクもあります。
まぁ、どの航空会社でもあることかもしれませんが。乗り継ぎがちゃんとできるかな?無事たどり着けるかな?とドキドキしながら旅行しなきゃいけないっていうのは、ちょっと嫌ですけどね・・・