前回の記事ではAstrid Lindgrens Världに行った時の様子をご紹介しました。
今回はAstrid Lindgrens Världからストックホルムに戻るときに起きたハプニング、そしてノーベルディナーが食べられるレストランについてご紹介します。
3日目 ヴィンメルビューからストックホルムへ
電車を乗り間違えた!
ヴィンメルビューからストックホルムに戻ります。Astrid Lindgrens Värld駅で電車を待っていましたが、遅れているようで少し待ちました。やっと電車がきて乗ったのですが、席がありません。。指定席のはずだけどなぁ…
乗務員のおじさんに聞いてみると、空いている席に案内されて、夫とは別々に座ることになりました。リンショーピン駅に到着。ここで乗り換えです。
電光掲示板でホームを確認して、時間になったら電車に乗り込みました。
でも、行きに乗った電車と様子が違います・・・
ハリーポッターがホグワーツに行くときに乗る列車みたいな感じで、部屋に分かれています。
もう少し広かったけど、イメージはこんな感じです↓
近くにいた乗客のおじさんにチケットを見せて聞いてみると、「あ~、これ違う電車だよ。電車が遅れてたんだ。でも、どうすればいいのか僕にはわからないなぁ」と。
そこに、おばさんもやってきて「どうしたの?電車間違えて乗っちゃったの?困ったわね~」 と。すると、おばさんが、「こっちに来なさい」と手招きしています。
「ここの席空いてるから、座りなさい」と言ってくれたので、座らせてもらいました。
その後、おばさんは乗務員のおばさんに事情を説明してくれました。
乗務員のおばさんは「私はわからないから、向こうにあるカフェにいる乗務員に話してみて」と教えてくれました。
おばさんや、乗務員のおばさんにお礼を言って、電車内のカフェに向かいました。
カフェの男性に電車を間違えたことを説明すると、「次の駅で降りて、本来乗るはずだった電車に乗ればいい」と教えてくれました。
次の駅に着くまで、ドアの近くで立って待つことにしました。
先ほどいた場所まで戻ろうとすると、私たちの様子をずっと見ていたアジア系の若い男の子が「何か困ってるの?中国人?」と話しかけてきました。
私がつたない英語で説明していると、スマホのネットで日本語の翻訳サイトを開き、「ここに入力して」と言ってくれました。でも、もう問題は解決していたので、それをなんとか伝え、お礼を言いました。
その後も、さっき座った席の隣のお兄さんが「大丈夫だった?」と声をかけてくれたり、再びさっきのおばさんも声をかけてくれて( ;∀;)みなさん、本当に親切すぎて感動しました( ;∀;)
電車を間違えて、むしろ良かったと思ったぐらいです。皆さんにお礼を言って、次の駅で降りました。おばさんはわざわざ、電車を降りてきてくれました。
その後、無事に予約していた電車に乗ってストックホルムまで戻れました(*´-`)
今考えると、最初に乗った電車も違う電車だったのかもしれません?
ノーベルディナーが食べられるレストラン
ストックホルムに着き、まずはこの日に宿泊するScandic No 53にチェックインしました。
そして、この日はスウェーデンに来て初めて、レストランで食事しました。訪れたのはスカンディナビア料理レストラン「Stadshuskallaren」。事前に予約していきました。
晩餐会が行われるストックホルム市庁舎に併設されているレストランで、ノーベル賞晩餐会で提供される食事が食べられます。
事前にネットでドレスコードを調べたところ、ドレスアップした方がいいと書かれていたので、私はワンピース、旦那はスーツを着て行きました。
ところが、他のお客さんたちは皆、カジュアルな恰好で、ジーンズにスニーカーという格好の方も多かったです。逆に私たちが浮いていて、笑われてしまいました。。
私達が食べたのは2017年のノーベルディナー。
メニューは前菜、メイン、デザートの3品。
これだけじゃ足りないんじゃないかなと思っていましたが、実際はかなり量が多くて食べきれませんでした(;・∀・)
お料理はおいしかったですが、リコリス(スペイン甘草)のような独特の味がする料理もありました。別のレストランで食べた時も、リコリスの味がする料理が出てきました。私はちょっと苦手な味です。
こちらはお土産で買った「SALMIAKサルミアッキ」。サルミアッキは「世界一まずい飴」とも称されていて、リコリスと塩化アンモニウムで味付けしたお菓子です。リコリス自体が独特な味ですが、サルミアッキはそれに加えて、しょっぱくてアンモニア臭がします。
ノーベルディナーコースには、シャンパン、ワイン、デザートワインもつきます。
おかわりし放題なのか、最初のシャンパンを飲み切ると、注いでくれました。あまりお酒は強くないので、ワインは残してしまい、最後のデザートワインはもう飲めないと伝えると、りんごジュースを出してくれました。
店名 | Stadshuskällaren |
住所 | Stockholms Stadshus, Hantverkargatan 1, 105 35 Stockholm |
電話番号 | +468 – 586 218 30 |
営業時間 | ランチ:月-金 11:30~14:30 ディナー:水-土 17:00~23:00 |
公式サイト | http://www.stadshuskallarensthlm.se/en/ |